5月18日付のAFP伝によると・・
『音楽はワインの風味に影響を与える。』という…
スコットランドにあるヘリオット・ワット大学の心理学者による研究結果が…
ワインアンドスピリット紙に発表されたそうです。。
『音楽が脳内のさまざまな部位に働き、その箇所が音楽のタイプにより微妙に異なることにより、味の感じ方も違ってくる』と結論付けています。
きっかけはワイン醸造家モンテス氏が「穏やかな波長はワインの質を向上させる」との考えで
ワインを寝かせる際にグレゴリオ聖歌を聴かせているということだそうで…
(居るんですよね…根拠の薄い思い込みだけで仮説を立てて実験する人!)
研究では『力強い曲を聴きながらカベルネソーヴィニヨン種のワインを飲んだ場合…
音楽を全く聴かない場合と比べて「コク」が60%深まったように感じられるとの結果が出た。』ということなんだそうです。。
結局・・
モンテス氏が立てた仮説『音楽がワインそのものに作用する』ということは証明されなかったようです…
『音楽がその音楽を聴いた人間に作用する』ということが解ったと云うことであれば、現在の大脳生理学の研究実績からすれば、当たり前と云えば当たり前のことで…
このようなことを話題にしなければならない程ワイン業界は困っているのでしょうかねぇ~
研究チームがまとめたワインの種類とそれに合う曲の一部を紹介しましょう。。
■カベルネソーヴィニヨン種:ジミ・ヘンドリックスの『All Along the Watchtower』
ローリング・ストーンズの『Honky Tonk Woman』
ザ・フーの『無法の世界』
■シャルドネ種:ロビー・ウィリアムスの『Rock DJ』、ティナ・ターナーの『愛の魔力』
■シラー種:プッチーニの『誰も寝てはならぬ』、エンヤの『オリノコ・フロウ
■メルロー種:オーティス・レディングの『Sitting On The Dock Of The Bay』
ライオネル・リッチーの『Easy』
私の好きなミュージシャンや楽曲が多くあるので興味深いのですが…
本当かなぁ~????
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