久しく料理について書いていないので・・
すこしばかり…
イタリアの肉料理とワインとの伝統的な相性について書いてみましょう。。
勿論、調理法などで様々にヴァリエーションがあることは承知しておいて下さい。
ワインと料理のマリア-ジュ ― イタリア編・肉料理 ―
ミケランジェロについて(このブログで)書いた時に・・
ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)を紹介いたしましたネ。(2009年5月/絵画)
また、サルティンボッカ(仔牛・生ハムの重ね焼きセージ風味)についても.既に書きました。(2007年4月/料理)
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ですから今日は・・
ミラノ風の肉料理(ミラノ地方料理/ロンバルディ-ア州)について…
・コストレッタ・アッラ・ミラネ-ゼ(ミラノ風仔牛のカツレツ)
・オッソブッコ・アッラ・ミラネ―ゼ(ミラノ風仔牛すね肉煮込み)
これらの料理には・・
伝統的に酸味豊か心地よい渋み辛口赤がぴったりとされています。。
例えば・・
・テッレ・ディ・フランチャコルタ(カベルネ種、バルべーラ種他)
・ヴァルッテリーナ(キアヴェンナスカ種)
・オルトレボ・パヴェーゼ(バルベーラ種他)
私はカツレツにはフランチャコルタで合わせることが多いのですが(絶妙!)…
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キアヴェンナスカ種
イタリア・ロンバルディア州
ヴァルテッリーナはロンバルディア地方独特のワインです。
鼻腔に抜ける得も言えぬ甘い香り。
ファーストアタックがボリューム感豊かで、コクや旨みの広がりを感じる強い味わい。
最後にキュッと締めるような酸味がアクセントになっている上質ワインです。
家禽・鹿・野兎料理などについては、またの機会に書いてみたいと思います