文献に拠れば、味覚に関する近代的な研究がはじまったのは1920年代になってからだそうですが・・
現在広く用いられている4基本味(甘味・酸味・苦味・塩味)が世界的に定着したのは19世紀からだといわれています。-へニングの学説-
ただ、味を基本味に分類することは大昔から行われていて・・
日本では、古くから甘味・酸味・かん味(塩辛い味)・苦味・辛味の五味に分類してきました(中国から伝来したものとされている)。
インドでは、甘味・酸味・かん味(塩辛い味)・苦味・辛味そして渋味・淡味・不了味の八味に分類。。
ギリシアのアリストテレスは、甘味・酸味・苦味・塩味・辛味・収斂味(渋味)・ざらざらした味の7つの味を提唱していたそうです。。。
最近では国際的にも、うま味を加えて五基本味が定着しているようですネ・・
5基本味(甘味・酸味・苦味・塩味・旨味)
この旨味は日本のうま味研究会が提唱したものですが・・
(英語ではうま味に相当する言葉が無いのでumami tasteと表現されています)
欧米人の学者からはなかなか認めてもらえなかったようです…
金属味・えぐ味・あく味など色々と味の名称をつける人々がいるようですが…
基本的にはこの5基本味(甘味・酸味・苦味・塩味・旨味)に立脚することが話(議論)をわかりやすくすることになると思います。
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写真はジョン・レノンが日本語の勉強目的で描いたモノだそうです…
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