滋賀県のヒトミ・ワイナリー併設美術館には・・
P.ピカソの陶芸作品や棟方志功の書・木版画、バーナード・リーチの銅版画などの作品が数多く展示されています。。
なかでも驚きなのは…
ホアン・ミロの石版画が十数点所蔵されていることですネ。。。
ホアン・ミロ(英語読みではジョアン・ミロ)はスペイン・カタルーニャ地方のバルセロナで1893年に生まれました。
ミロはシュルレアリストに分類されるのが通例ですが…
人物などを激しくデフォルメした有機的な形態、原色を基調にした激しい色使い、あふれる生命感などから20世紀美術に独自の地位を築いたと云われています。。
一見すると子供のいたずら書きみたいですけど・・
一本一本の線から特別な意味合いが感じられ、普段使わない感性が刺激されて…
その息吹や、躍動感、苦悩が時代を超えてキャンパスから伝わってきます。。
抽象画の奥深さに気付くことができますネ!
写真の作品は「じゃがいも」(1928)と「顔」(1937年)です。
1969年にはCH.ムートン・ロートシルトのエチケットに採用されています。
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CH.ムートン・ロートシルト1969:
1855年メドック格付け1級
ブドウ品種はカベルネソービニオン種を中核に他4種と混醸
ご承知のように高質・高級・高価なワインです。
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