ビオロジ―の基本哲学を簡単に言うと・・
『常に自然が前で、人は後ろ』ということだと思います…
ワインの生産者にとっては『テロワール主義である土への回帰』ということになるのではないでしょうか。。
テロワール(地味)とはブドウ栽培地の気候・地形・土壌などの影響を素直に受けることを大切にしています・・
ビオワインはブドウ栽培地の気候・地形・土壌の他に地中の微生物をも含み…
植物や虫との生態系と自然エネルギーを重視している点では従来のテロワールをより充実・進化させたものと云うことができると思います。。
あるビオディナミストが云っています・・
「一つの敷地に森(鳥、ウサギなどの小動物、昆虫)があり、牛や馬などの動物がいて農業もある。これが生態系に良いバランスをもたらすのです。
ブタばかり飼っていても公害を引き起こすし、農業ばかりでもやはり公害を引き起こします。」
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ビオロジーの実践は常に時間が必要です・・
独自にビオロジーの研究を続けた先駆者の苦労は計り知れない…
昨今のビオがモードのように取り上げられる傾向は、先駆的ビオロジストにとっては不思議なことであるらしいです。。