当然のごとく『味』から考え始めましたが…
実は『香り』について考えるほうがより真実に近づけるんです。。
風邪をひいて鼻がつまったりした時、どんなに美味しい料理を食べても「美味しい」と感じない経験はイヤというほどありますね。
まあ、それほど単純なことではありませんけれど…
美味しいの探求シリーズで『美味しいは、生命の判断である。』『美味しいは、脳の判断である。』『味は栄養のシグナル』…と書きましたが・・
「その脳の判断には『味』よりも『香り』のほうが重要である」ということが、米国ハーバード大の最近の研究などで明らかになってきています。
キー・ワードは『本能を支えるフェロモン』なんだそうです。
なぜ?いい香り&悪い香りと感じるのかの根源(生命)の謎に迫る課題・・
このフェロモンについての研究内容について書こうかなと思ったんですが、あまりにも専門的で難しいし、膨大な時間が必要なので・・・止めます。
・・と云うことで『美味しいの探求』は打ち止め!
また違った角度・観点から、解りやすい感覚的表現で「美味しい」について書いてみようと思っています。
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フェロモンとは・・同種間の個体で交わされる化学信号(有機化合物)のこと
ヒトにはフェロモンはなく感知する器官も存在しないと考えられていましたが…
20世紀後半頃にヒトにもフェロモンがあり感知する器官があることが発見されました。
ヒトの鼻の中にある小さな器官が、フェロモンを感知し脳の視床下部が反応することで、人間の行動に影響を与えるのだそうです。。
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