『キラキラおすすめアート情報』ではありませんが・・
『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展が行われています…
2007年9月26日(水)-12月17日(月)東京/国立新美術館
画家は云わずと知れた『光の魔術師』ヨハネス・フェルメール。
17世紀にオランダで活躍した風俗画家として、レンブラントと並びオランダ美術の代表と称せられています。
作品では特に『真珠の首飾りの少女』が良く知られていますネ。。
彼の作品の中には『紳士とワインを飲む女』『二人の紳士と女/ぶどう酒のグラス』のワインにまつわる2つの作品があります・・
あまり作品に意味を持たせなかったフェルメールですが…
この絵ではそうではないようです…
室内に何気なく楽器(リュート)が置かれ…
愛の象徴としての楽器と恋の媚薬としてのワインを描いているのだそうです。。
絵の中にあっては、ワインを飲むとただならぬ愛に変わってしまいそうです…
『紳士とワインを飲む女』の女性はもう飲んでしまったようです…
『二人の紳士と女』は飲むかどうかためらっているようです…
この後…どうなってしまうのでしょうか?
まぁ~私の経験から言えば何も起こらないのが普通ですネッ!(寂…泣…)
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グラスに反射する光が描き込まれているのには驚きました。。
ものの本によると、窓ガラスの模様に描かれているのは『節制』の寓意像だそうで、ワインを飲む女性を戒めているとも言われているそうですヨ。。
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