魚介類を白ワインで蒸し煮した料理のこと…
『奇妙な(風変わりな)水』『狂った(暴れる)水』という意味があります。。
ブイヨンを使わなくても美味しいからだとか…
食材本来の素朴な旨味を大切にしていて日本人にも人気の高い料理ですネ。。
タイ、スズキ、タラ、カサゴ、メバルなどの白身魚やアサリ、ムール貝などが良く用いられます。さらに、好みによりイカ、タコなどを加えてもGOOD!
パンやパスタとともに食せばもう最高!!
合わせるワインは何て云ってもナポリの上質ワイン…
グレーコ・ディ・トゥーフォでしょう。。
煮魚をイタリアの味にするのは、オリーブ油やオリーブの実、ニンニク、アンチョビ、
そしてドライトマトなど・・
ローリエ・ローズマリー・タイム・オレガノなど好みのハーブ類を加えてボイルすれば、もう~まるでイタリア…
最近ではこれらの食材が手に入りやすく、イタリアの味が気軽に楽しめますネ。
写真はあるイタリア料理の店のメニューボード(ピンぼけ)です。
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グレーコ・ディ・トゥーフォ:
イタリア カンパーニャ州 造り手・ヴェゼーヴィオ社
ぶどう品種はグレーコ・ディ・トゥーフォ種(イタリア古来品種)
やや濃い黄色で洋梨・アプリコット・パイナップルの香り、口当りはしなやかで豊かな果実味があり、酸も感じられます。
ふくよかでかすかに野生味があり、とても印象深い。
最近行ったイタリアンでいただきました。
関西ではチヌといいますが、黒ダイのもの。
たいへんおいしかったです。
丸ごとで骨もあるので、ほぐしてお皿にとる時には結構集中しているので、何か、日本風にお鍋(カニ鍋)をつついている感じがして、イタリアンで不思議な感覚に陥りました。
アク・アパッツアと覚えていましたが、アクア・パッツアだったんですね(笑)。勉強になりました。
投稿情報: | 2007/05/28 16:11