『ワインの香り』/赤ワインの鑑賞です。
基本的な手順は白ワインと同じです。。
スワーリング(ワインをグルグルまわすこと)をしない!で・・
1、香りの印象/上品さ・豊かさ(開いてる・閉じている)を評価します。
2、第一アロマ(原料のブドウ由来の香り)を感じます。
・果実の香りを探します。赤ワインの場合は、
赤い果実:ストロベリー・ラズベリー・ブルーベリー・ブラックベリ
・フランボワーズ・カシス・ブラックチェリー・プラム・フィグ
(白ワインの場合白い果実と柑橘系果実でした)
*若いワインは鮮度生の果物、熟成したワインはジャムやドライフルーツの香り。
スワーリングを行います。
(第二アロマに含まれるものもあります…)
ハーブ香草:アンゼリカ・リコリス・菩提樹・ユーカリ
花香:スミレ・赤いバラ
乾燥草:紅茶・ほうじ茶・タバコ
香辛料:ペッパー(白黒)・シナモン・ナツメグ・アニス
3、第二アロマ(発酵由来の香り)を感じます(探します)。
エステル香/バナナのような香り
フェノール香/ヨードチンキ・消毒臭
乳酸香/バター・ヨーグルト・杏仁豆腐のような香り
酵母香/草の香り・クローブのような香り
ミネラル香、土の香りなど
4、第三アロマ(熟成由来/樽からの還元香)を感じます(探します)。
草:腐葉土・森の下草
アーモンド・くるみ・カフェオレ・トリュフ
樽から来る香り:ヴァニラ・木香・焦げ臭・焼き芋の皮・焼き栗
基本的に若いワインは第一アロマが強く、熟成したワインは第三アロマが強い。
注いだ直後は第一アロマが強く時間がたつにつれ第二・第三アロマが現れます。
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