熱燗の季節がやってきましたねぇ~!
『龍力』を常温で飲りながら・・
「これが熱燗やったら・・風呂吹大根が一番合うんやないかな…」という考えが頭をよぎりました。
風呂吹大根は江戸時代からの伝統料理・・
上品な優しい大根の触感・風味と味噌や辛子そしてユズの風味が口腔内に満ち...
後味が鼻腔にフェードアウトしていくその時・・!
熱燗徳利の清酒を口に含むと…、それぞれの風味が引き立てられ渾然一体となった至高の喜びが
~心地よい酔いが~体を優しく包み、やがて大いなる神の慈愛にくるまれる…
これぞ!至酔通神!!
江戸時代にこの至高の喜びを味わっていたとは、日本人の食に対する工夫は捨てたモンではないですね・・
やはり、文化というものは貧しさが工夫と知恵を生み出し形成されるんだなぁと感じたしだいです。
江戸時代の風呂吹き大根の逸品を紹介しときまっさ~。
□ 林巻大風呂吹大根(りんまきおおふろふきだいこん)
<作り方>
1、大根は、2ミリ位の厚さに桂むきし、酒を振って、ゆるめに巻き、
竹皮(タコ糸・糸でもよい)で結ぶ。
2、鍋にさくら味噌、西京味噌、みりん、酒、白の当たりごまを入れ、
よく混ぜ合わせてから、火にかけ、練り、とろっとさせる。
3、蒸気のよく立った蒸し器に大根を入れ、強火で10~15分蒸す。
(大根の種類によって時間が異なる)。
4、器にねり味噌を敷き、竹皮を外して、大根を盛る。
ゆずか、ねり辛子で。旨いでっせぇぇぇっ~!!
酒は、ふっくらとしたボディ・豊かなふくらみのある味わい・後口はさらりとした・少し辛口だが全体として飲みやすい龍力の『特別純米 山田錦』。。
…熱燗で飲らなぁ~あきまへんでぇ~!
<龍力/特別純米 山田錦>姫路/(株)本田商店
創業大正12年(1923)播磨の地で高品質酒に情熱を傾ける蔵元です。
吟醸酒の普及活動に尽力し、「米のささやきYK35」を生み出したことで有名でもありますななぁ~。
造り:特別純米酒
原料米:山田錦(特A地区の特上米100%使用)
精米歩合:65
日本酒度:+2
酸度:1.6
アルコール度数:
今日はこれぐらいにしといたるワ~!