梅雨の季節になると『鱧(はも)』が恋しくなります・・
小骨は多いが生命力の強い鱧の特性を生かした料理は…
関西では夏の味覚として欠かせない味ですからネ。。
『祇園祭』のことを俗に『鱧祭』と言うくらいですから…
大阪の『天神祭』でも『鱧料理』は欠かせない一品なんですヨ。。
『鱧料理』と言えばすぐに思い浮かぶのは『活鱧のおとし/梅肉』ですが…
『梅雨水を飲んで育った』と言われるようにサッパリとした旨味
白身表面の焦げめが引き立てる甘味…
炙った皮の香ばしさ…
絶妙に溶け合った味わいは筆舌に尽くし難いものがあります。
『鱧焼けて いつまで夫の ひとり酒』
この気持ち、ようわかります…。
合わせる酒は何と云っても日本酒でしょうね/それも熱燗!
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大阪・河内長野/西條(資)
原料米:五百万石・山田錦
スッキリタイプで、まろやかでコクがあり、口に含んだ時にただよう、ほんのり甘く懐かしいような香り、米の持つ旨味とふくよかさを引き出したお酒です。
生まれが関西ではないので鱧のおいしさが今ひとつ理解できない私・・・
食というもの、食材そのものの美味しさだけではなく、食する時の雰囲気や思いなどが相俟って美味しさが引き立つような気がします。祇園祭りの最中に京都でいただく鱧は格別でしょうね☆
投稿情報: ごん | 2007/07/15 09:08