ワインの外観と色の鑑賞が済んだら・・
『ワインの香り』白ワインを鑑賞します…
先ずは、スワーリング(ワインをグルグルまわすこと)をしない!で・・
1、香りの印象/上品さ・豊かさ(開いてる・閉じている)を評価します。
2、第一アロマ(原料のブドウ由来の香り)を感じます。
・果実の香りを探します。(白ワインは白い果実が原則)
白い果実:りんご・洋梨・桃
柑橘系果実:レモン・カリン・グレープフルーツ
パッションフルーツ:マンゴ・パイナップル
*同じ果物でも、若いワインは生やジャムの香り、
熟成したワインはドライフル-ツやキャンディとしての香りの違いが感じられます。
・ハーブ香草の香り(第二アロマに含まれるものもあります。)を探します。
ハーブ・香草:レモングラス・ミント・セージ・セルフィーユ
白い花:白いバラ・アカシア
次に、スワーリングを行います。
3、第二アロマ(発酵由来の香り)を感じます(探します)。
エステル(化合物)香/バナナのような香り
フェノール(化合物)香/ヨードチンキ・消毒臭
乳酸香/バター・ヨーグルト・杏仁豆腐のような香り
酵母香/草の香り・クローブのような香り
ミネラル香、土の香りなど
4、第三アロマ(熟成由来/樽からの還元香)を感じます(探します)。
蜂蜜・キャラメル・ナッツ(はしばみの実の皮)・白いキノコ
樽から来る香り:ヴァニラ・木香・焦げ臭
基本的には若いワインは第一アロマが強く熟成したワインは第三アロマが強い。
注いだ直後は第一アロマが強く時間がたつにつれ第二・第三アロマが現れます。
*第三アロマのことを『ブケ』とも云います(各説ありますが・・)。
第三アロマまであって奥が深いんですね!!
今度からはじっくり楽しんでみます。
投稿情報: こっこちゃん | 2007/01/12 08:36