画家のマリー・ローランサンは1883年に私生児として生を受けました。。
23歳の時・・
モンマルトルのピカソのアトリエで詩人アポリネールと出会い…
運命的な恋に落ち…
一つの事件が起こったのをきっかけに…
アポリネールとの6年間の恋が終わります。。
ローランサンが詩を書き始めたのは1914年に第一次世界大戦が始まりスペインに亡命した時・・
『鎮静剤』はそんな時に書き上げられました。。
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『鎮 静 剤』
―マリー・ローランサン/堀口大學 訳―
退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。
悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。
不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。
病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。
捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。
よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。
追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。
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詩の中の哀れな女達・・
そして最後のもっとも「哀れな女」は、ローランサン自身だったのでしょうか…
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ローランサンの絵がCH.ムートン・ロートシルト1948に採用されています。。
そうです、私の生誕年に当たります。
還暦祝いに飲もうかなぁ~
ただ…約72万円の値がついています…
どなたかぁ~
殊勝な方ぁ~~
ジャズを聴きながら、少しロマンチック気分で読んでたのに、最後は値段の話ですかぁ?もう、ぶち壊しですね( -_-;)
でもまぁ、ワインってなんでこんなに高いのですか?ワインに詳しくない私には謎です!
投稿情報: ごん | 2008/02/08 21:29