『ソフィーの世界』/ヨースタイン・ゴルデル(ノルウェーの高校教師)作
1991年出版以来、世界で2300万部を売上げた不思議な哲学ファンタジー小説。
ソクラテス、デカルト、ニーチェ、キルケゴール、ヘーゲルなど主要な哲学者の大半が登場する「哲学史の宝石箱」みたいな話です。
主人公はごく普通の14歳の少女ソフィー。
「あなたはだれ?」とたった1行だけ書かれた差出人不明の手紙が舞い込んだ…
おもいがけない問いかけに、ソフィーは改めて自分をみつめ直す…
その日からソフィーの周りでは奇妙な出来事が次々と起こり始める…
読者をファンタジックな世界へ誘いながら、ソフィーと一緒に彼ら/哲学者の概念をやさしく生き生きと読み解いていく手法は秀逸ですネ。
哲学というこの世界じゅうの物事の根源、存在の意味の解明をおもしろく描き、おとぎ話と融合させた作者の功績はとてつもなく大きいと思います。
監督はエリック・グスタヴソン、ソフィー役はシルエ・ストルスティン。。
日本では、1995年NHK-FM放送でラジオ放送として放送されましたネ。
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映画の中に度々登場するワイン・・
赤ワイン・ボルドータイプで「シャトー・ドュ・」までは解かったのだが…
映画を見直して、ワインの素性を解明してみようと思う。
人生についてを解明するより難しいかもしれない。。
どうでも良いことなんだけどね!
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