和飲楽

エリック・クラプトン

 

「現代の３大ロック・ギタリスト」（The New Guitar Gods）の１人・・

 

 『神の手』を持つといわれたＥ．クラプトン…

 

1945年3月30日生まれの英国人で…

 

薬物依存症、アルコール依存症、交通事故、胃潰瘍、愛妻との別離、子供の転落事故死と次々と不幸に見舞われるが、そのたびに立ち直った凄い人です。

 

 

ヤードバーズやクリームの頃からよく聴いていました。

 

彼の楽曲の中には『レッド・ワイン』とか『スウィート・ワイン』などのワインに因んだものがあるほどのワイン好きだったのですが・・

  

  

 

あるコンサートで、クラプトンが自分の名前が入ったワインがリリースされると知ったことから「プレイしない。」と云って、関係者を混乱に陥らせたことがありました…

 

自らアルコール依存症を克服し、ドラッグとアルコール中毒者の為の更生施設を設立したという経緯を持つクラプトンにとっては、自分の名前が冠のワインが販売されることは許し難いことだったのでしょうネ。。

 

 

結局”販売は一切しない”ということで開催し、2万6千人の観衆が詰めかけ圧倒的なパフォーマンスに魅了されたそうです…（行きたかったなぁ～）

 

そのコンサートとは…

 

『ミッション・エステート・ワイナリー・コンサート2007』のこと。。

 

余談ですが・・

 

彼の大好物は豚カツなんだそうです。。（カワユイ～♪）

 

あぁ～我が青春のエリック・クラプトン同志！

 

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ミッション・リザーヴ・シャルドネ 2004：

 

ニュージーランド・ホークスベイ地区、ミッション・エステート・ワイナリー

 

フレッシュでシトラス系のフレグランスは、和食や肉料理に良く合います。

 

 

 

 

もちろん、豚カツにだって合いますヨッ…

 

食材とワインとの相性について／ポワソン（魚類）

 

ポワソンは・・

 

海魚・川魚・赤身・白身・調理法・焼具合・バター・塩・ソースの種類によりヴァリエーションが豊かなことは承知しておいて下さい。

 

したがって、合わせるワインのヴァリエーションも豊富です…

  

フランス料理において伝統的に継承されている食材・料理との相性・・

 

辛口白／シャルドネ種、ソービニオン・ブラン種、ミュスカデ種、ヴィオニエ種、シェナン・ブラン種で合わせるのが基本！

 

加えてリースリング種、クレーレット種、シャスラ種（白ワイン品種）で合わせる。

 

 

図形化すると以下のようになります。

 

ヴィオニエ種

　｜

[　鯉　] ＿シャルドネ種　＿　[下平目]　＿ソービニオン・Ｂ種　＿　[川かます]

[鯛　真鯛]　　　　　　　　　　　　　  ・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　[さけ・ます]　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　 ｜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　｜＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿シェナン・ブラン種

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ミュスカデ種

[いわし]　＿＿クレーレット種　　　　　　[アルプス岩魚]

[ブイヤべース]　　　　　　　　　　　　　リースリング種・シャスラ種

 

 

*伝統的なマリアージュ

 

サーディン（鰯）／グリエ　＿　プロヴァンスの白（バンドール・ブランなど）

 

ブイヤべース（プロヴァンス料理）　＿　プロヴァンスの白

 

カルプ（鯉）／オー・ブルー　＿　モンラッシェ、ムルソー、エルミタージュ

 

川魚（川かます、マス／ロワール料理）　＿　ロワールの辛口白

 

川魚（岩魚／アルザス料理）　＿　アルザスの辛口白

 

平目／グリエ　＿＿　サンセール 

／ムニエル＿＿　ピュリニー・モンラッシェ

／ボンヌ・ファム　＿＿　ピュイ・フュッセ

／アルベール風＿＿　グラーブの白

 

 

 

 

 

鯛　真鯛／ファルシー・オー・エピナ－ル　＿　ムルソー、シャブリ、エルミタージュ

 

サーモン（鮭）／ブレゼ　＿＿　シャブリ、ピュイ・フュッセ

 

八つ目ウナギ（ボルドー料理）＿＿ボルドーの赤

 

 

魚類もまた郷土料理にはその郷土産のワインで合わせるのが基本なんです。。

 

 

Fujiya(フジヤ）１９３５

 

松屋町筋内本町２丁目交差点すぐ近く・・

 

予約が取れません…

 

スペインの『レズクアルド』（シェフは現役の脳神経科医師）で修行した藤原シェフがお父さんの洋食屋を継いで５年前にオープンしました。。

開店の頃は、スペインのエルブジ・スタイルということで話題になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

よく通いました。

 

４年前に訪店した時のメニューです。

 

１、小玉葱のカルソッツ／料理を手で摘まんで口より上に上げて食します。

２、前菜３種（黒オリーブのタルト、さくらのシュー、そら豆とエビ）

／イングランド産のマルドークリスタル塩を使用していました。

３、山菜のソテー、オリーブオイルのソース

４、ハマグリの木苺ソース、黒胡椒風味／ハマグリの煮汁の「にこごり」

５、丸ごと一本のホワイトアスパラ、キャビア添え／アスパラのムース仕立て

６、ニョッキ、ホタルイカのソース

７、スパッゲティーニ、ポッタルガソース

８、蛸と三度豆のニンニクアーモンドソース

９、舌平目とムール貝、ジャガイモドレッシングのソース

１０、仔羊のフィレ、パン粉焼き

１１、ゴルゴンゾーラのスープと生生姜風味の大麦

１２、グリンピースのジェラートとポップコーンを巻いた花粉のカラメル

１３、温かいチョコとトンカ豆ソース、苺のジェラート添え

 

以上１３品目と自家製パン…

 

アールグレイとベルガモッツブレンドでのハニーテイストのティーで〆ました。。



お酒ですが・・

 

・ＣＡＶＡ／スペイン・コルドリュ－･デラ・フィエレ

・ＧＡＶＩ（ぶどう品種はコルテーゼ）／イタリア・ジャコーザ

・スペインの白ワイン（名前忘れた）／リムーザンオークの樽香が利いていた。

・赤：マルテリス／イタリア・スーパータスカン（トスカーナ）I.Ｇ.Ｔ.

・リキュール（梅酒、プラム、ストロベリー）

 

 

 

 

 

納得の１万円（料理７０００円・酒３０００円）／税・サービス料込みでした

現在のメニューはＨＰを参照して下さい。

http://fujiya1935.com

 

船場吉兆

 

今では閉店してしまいましたが・・

 

船場吉兆で食事会をしたことがあります…

 

あの船場吉兆／ＯＰＡ店だったのですが。。

その時の「御献立」をメモしていたので、ご紹介しておきましょう。

  

  

  

  

（写真はイメージ）

・座付膳　　冨貴寄口取青竹串打
　　　　　　吉兆明太子・数の子黄金和え
　　　　　　赤貝・烏賊・分葱ヌタ和え
　　　　　　胡桃かつお・菜種
・煮物椀　　西京味噌仕立て　大根　人参　海老芋　焼餅
・造　里　　唐津鯛　玄海青利烏賊　あしらい一式
・焼　物　　銀ムツ西京焼　キングサーモン塩焼　庄内麩蒲焼　辛子蓮根　平豆
・炊　合　　筍ニ見揚・若布・蕗　吉野あんかけ
・進　肴　　吉兆名物胡麻豆冨　もずく　温玉　紅白花片
・香の物　　壬生菜　赤むらさき　大根ベったら漬
・御食事　　地鶏スープ炊きこみ　かやく御飯　光琳赤飯
・水菓子　　苺　黄桃　グレープフルーツゼリー寄せアングレーズソース

どこの家庭でも普通に食卓に並べられる料理なのですが…

 

しっかりした仕事（下準備・下ごしらえ）で上品に仕上げられていました。

 

京風であっさりとした薄味ですが、塩味・甘味・酸味・旨味･苦味のそれぞれの主張がありながらも、お互いに味わいを深め合うバランスが絶妙でしたネ。

 

お酒は日本酒・焼酎・白ワイン…

 

これで６０００円…素晴らしい体験だったことを思い出します。。

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この頃の次男坊の湯木尚○店長はいろいろとチャレンジし・・

 

特に『和食にワイン』の試みに尽力していたのに…

 

残念です。。